知らなかった事がまたひとつ・・・
PC Watchより
現在のプロセッサと言えば当然の事ながらクロックによる同期式の設計をとっています.このクロックの数値が性能の指標ともなっていますね.いまや数GHzという世界になっています.
かたや世の中にはクロックレスプロセッサという非同期式のものが存在するようです.素人目にも同期するタイミングが不定なチップの設計は非常に難しいのではないかと推測されますが,実際に設計が難しく,実験レベルのものが多いようです.
参照先の記事はそんなクロックレスプロセッサの商用品が出そうというものです.
ARMが特定市場向けの商用の超低消費電力用プロセッサとしてクロックレスプロセッサを開発したそうです.記事によると待機時に3μWで動作時に最大3.5mWだそうな.これは確かに超低消費電力ですね.ZigBeeとかが数mWで動作するからワンチップ混載ボードなんか作るとインテリジェントセンサネットワークとかが作れそう.
組み込み市場向けなのでPCには全然関係ないけど,ARMはいろんなものを設計するなあという事で取り上げました.