ITmediaより
Boot Campが発表された事で同一マシンで動作するMacとWindowsの動作速度がタイマン勝負できるようになりました.
というわけで上記の記事では速度比較を行ったようです.結果はMac OSの負け・・・・Apple純正ソフトウェアのQuickTimeでも変換速度比較で負けてます.Windows側の方がMacの同一ソフトウェアより最高20%程度はやいようですね.
でも,これは予想できた範囲です.Apple製ソフトウェアはともかく,Mac OS X用のソフトウェアは基本的にGCCでコンパイルされています.当然最適化もGCCが行ってます.
対してWindows側ではIntel Pro Compilerを使用するケースが少なくないようです.
おそらく多くのソフトウェアでこのコンパイラによるIntel寄りの最適化が行われている事でしょう.
この記事に記載されているようにIntelコンパイラを用いる事で20%程度の最適化が可能との事です.これは最初に触れた記事の性能差と一致します.
Intelプラットフォームで20年積み上げてきたWindowsと1年にも満たないMacでは最適化の深さに隔たりがあるのは当然でしょう.MacにもIntelコンパイラが開発者に公開され始めたようですし,今後一層の速度向上が期待されます.