cappuccinoのコンピタブログ

cappmac.exblog.jp
ブログトップ

やっぱりゲーム機なのでは?

SCEIの久夛良木氏へのインタビューがPC Watch掲載されている。

PS3の目指すものはなにかということに焦点をおいたインタビューのようですが、PCを非常に気にしていたような印象を受けました。氏の言葉にはPS3にはPCと違って絶対的な性能を持ち合わせているという自信がうかがえます。またエンターテインメントコンピュータを非常に強調していたことからPS3こそがあらゆるエンターテインメントを席巻するのだという意思が感じ取れました。これはリビングに進出しつつあるPCを牽制する意味での発言ではないかと思われます。

個人的にはPS3はやっぱりゲーム機じゃないでしょうかね。PS2時代にブロードバンドを利用した新しいエンターテインメントをソニーは創造しようとしましたが、この目論見は下火に終わってしまいました。PS3はその登場までに一年を切っているのに、そのようなサービス戦略が見えてきません。あるのは箱だけです。たしかにこの箱には新しいサービスを予感させるさまざまなタネ(ポート)がつまってますが、このままいくとそれらのタネはPS2のIEEE1394と同じ結末をたどる可能性が非常に高いです。
また記事中でPCがもう行き着いてしまっているといってますがその根拠をPS3がもつ性能としています。つまり、また箱の話に終始してしまっているんですよね。たしかにいまのPCとPS3を比較すれば圧倒的にPS3の方が性能が上でしょう。しかし、この性能は数年もたてば陳腐化する物だということはだれもが予見できることです。

そもそもPCはゲーム機として存在してるわけではありません。いわゆるリビング向けPCもゲームに特化したものはありません。PCは自分が活躍できる領分をわきまえてエンターテインメントを実現しようとしているわけです。PS3がしめすエンターテインメントはいかなる形か見えてきませんが、やはりPS3ができるエンターテインメントの領分はゲームだけなんじゃないでしょうか。

やはりソニーはゲーム機であるということを自覚した上で戦略を進めていくべきじゃないでしょうか。そうしないとおもわぬところでXbox360(当初Xbox2とか書いてました(汗)に足下をすくわれてしまうかもしれません。
by cappuccino_mac | 2005-06-09 19:50 | NEWS