12月ごろからシェアウェア「Ascent」を利用しています。
このソフトはトレーニング管理ソフトウェアで、GARMINなどのサイコンから取り込んだデータをもとに、距離、心拍数、ケイデンス、経路などをビジュアルで管理できるものです。
利用するためにはGARMINなどのサイコンが必要です。おそらくPolarなどもいけると思うのですが、対応機種のトップにGARMINって書いてあったので私はおとなしくこちらを選択しました。
Garmin Edge 305
GarminをUSBつないで、File > Sync GPSを選択すると自動的にGarminとの間で通信してトレーニングデータを取り込んでくれます。
取り込んだデータをもとに、地図に軌跡を描いてくれます。
また、カロリー消費の変化が左下に表示されます。
高低差の変化は地図の下に表示され、詳細を見たい場合はダブルクリックで表示されます。
ここがこのソフトのキモで心拍数変化やケイデンスなどが表示されるため、どれくらいの心拍数やケイデンスを維持できたかを確認することができます。
意図的に心拍数を抑えてトレーニングしたい場合など、帰ってから確認するときに最適です。
また、HIDウィンドウを表示させて累積の登坂高度を確認することで目標レースでどの程度パフォーマンスを出せるかの目安を見積もることもできます。
この詳細ビューと地図は連動しているのでAnimation Control Panelを呼び出せば地図の軌跡とそのときのステータスを見ることができます。実用的には特に意味はないですが、見ていて楽しいです。
なんだかんだいってもヒルクライムはつらいもの、結果が見えないとモチベーションを維持するのもホビイストには厳しいものがあります。そういうときこのソフトで成長の過程が見えるってのはモチベーションを維持するという意味でも大事と思いました。
もちろんトレーニングメニューを作成するツールとしても重宝します。
約4000円のソフトウェアですが、それだけの支払いの価値のある充実したソフトウェアだと思います。またMac版しかありませんが、ここまでの機能を持ったソフトウェアが他のプラットフォームにあるのかな?とちょっと疑問。軽く探してみた感じだとどれもイマイチ感があります。サイクリストがMacにスイッチするきっかけになるかも?
Macが大げさならちょうどiPadなんかいいかも。地図連動や表示内容などiPadと相性良さそうなソフトウェアな気がするのでiPad版も期待したいですね♪