PCWEBより
今年から本格化するマルチコア世代のCPUを前提とした仮想化技術。IntelはVanderpool Technologyを進めている一方、AMDもPacificaというコードネームの仮想化技術の詳細を明らかにしそうです。
私は自宅のDOS/VマシンにIntel版のVirtual PCのTestDrive(要するにお試し版)を入れたことがあるんですが、エミュレート対象が同一CPUアーキテクチャなのでほとんど同速度かと思いきやかなり遅くて、がっかりした記憶があります。マルチコア時代が到来すれば、まるで2つのコンピュータが1つのマシンに入ってる様な感覚で使用でき、保守性や安定性、耐障害性、セキュリティ面で恩恵を得ることができるとおもいます。もっともこのような恩恵は登場当初は高価でしょうから、サーバからだと思いますけどね....。
PowerPCでもマルチコアCPUの噂は絶えないのですが、仮想化技術の話はさっぱり聞きません。
Xenなどのオープンソースの仮想化技術も知名度が増してきていますし、オープンソースを積極的に採用するアップル社としては是非取り入れてほしいものです。