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Mac OS X Leopard 簡単なレビュー

Leopardを早速購入し,インストールしてみました.

ビックカメラ名古屋駅西店で購入.いきなり横道にそれますが,自分たちが訪れたときにはiPod touchがデモ用に置いてあるものの電源が入ってなくて操作感が試せませんでした.電源が入ってないのにデモ用において置くなんて意味なさ過ぎw

Leopardパッケージとその中身.
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DVDと操作ブックレット,おなじみのアップルシールのみの簡素な内容.このDVDはなんと2層で8GBという大ボリュームなのでした.

早速インストール.WindowsはVistaになってから旧ファイルを保持したままインストールが可能になったみたいですが,Mac OS Xは昔からシステムをそのままアップグレードする”アップグレードインストール”,古いシステムをまるごと”古いシステムフォルダ”に移動させる”追加インストール”,旧データをすべて削除し新システムに入れ替える”クリーンインストール”と言った選択肢が存在します.
つまりVistaは”追加インストール”相当まではできるようになった,という感じでしょうか.
いつもは旧システムの中身をまるごと外付けHDDに移動させてクリーンインストールし,適宜必要なデータと設定ファイルを移動させる,という方式をとっていましたが,今回はLeopardを信じてアップグレードインストールを選択しました.

インストールはインストール先の確認→メディアチェック→ファイルコピーの段階を経ます.つまり聞かれるのはインストール先の確認くらいで,あとは全自動ってわけです.インストールの所要時間はメディアチェック(スキップできる)が25分,ファイルコピーが48分を要しました.メディアの容量を考えれば妥当とはいえVistaより多分時間がかかってると思います.

インストールが終わると再起動となり,起動直後はWelcome動画が流れます.結構かっこいいです.

インストール直後のLeopardは結構慌ただしいです.まずSpotlightの再構築が行われます.これにより高速な全文検索や書類のランクづけが行われます.また外付けHDDがあればそれをTime Machine用に指定でき初回はフルバックアップ作業が行われます.

それでは,Leopardで変わった点をちょっと紹介してみようと思います.
64bit
まずは64bit対応になったことが大きいです.
その恩恵の一つがメモリが4GBまで扱えるようになったということ,自分はチップセットの関係上で旧iMacはメモリの上限が3GBだと思い込んでいたのでこれはちょっと驚きました.
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ちなみにMac OS Xでは32bitアプリと64bitアプリが混在して動作させることが可能です.なので64bit版Mac OS Xが別に存在したりとかはしません.

QuickLook&CoverFlow
これは本当にすごいと思います.
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つまるところライブプレビューなんですが,その動作速度は実に快適.大抵のファイルがスペースキー一発でプレビュー可能となります.またプレビューがみられないファイル(QuickLook非対応ファイル)も最低限の情報(ファイルサイズ,作成日)が見られるのでいちいちインスペクタ(Windowsのプロパティみたいなもの)ウィンドウを出す必要がなくて楽です.
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Spaces
実際に使うまではそれほど期待していた機能ではないのですが,予想以上に使いやすくてびっくりしました.これはいわゆる仮想デスクトップ機能です.LinuxなどのOSではツールバーに2つか4つくらいマスが用意してあるあれです.SpacesはExpose'と同じく,キーアサイン,または画面上の任意の隅にマウスカーソルを持っていくと動作します.Spacesをオンにすると設定した分の仮想デスクトップが表示され,自由にウィンドウをドラッグして移動させることができます.
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仮想デスクトップの移動はCtrl+矢印キーで移動できどちらに移動したかをビジュアルで示してくれます.
ちなみにSpacesはデフォルトではオンになっていないのでシステム環境設定を開いてSpacesを有効にしてくださいね.
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Safariの高機能化
Safariは3.0になりました.いろいろ新機能があるのですが見た目に分かりやすいのはタブの切り離し.タブをウィンドウ外へドラッグすると独立したウィンドウに変化します.
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また切り取り機能も結構面白いです.これはウェブページの一部を文字通り”切り取って”Widgetにできる機能です.例えば天気予報の画面を切り取ってWidgetにすれば自作天気予報アプリの出来上がりというわけです.定期的に見るウェブページがある場合とても便利な機能になると思います.
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FrontRawの高機能化
AppleTVなみに高機能かつキビキビと動作するようになりました.ダラダラ見たいときには便利.残念ながらスクリーンショットがとれないのでどんな雰囲気かは見せられない.

Terminal2
ターミナルがタブ機能追加,国際化機能の向上,X11との融合など飛躍的に機能向上しました.これまでターミナルに不満を持っていた部分をほぼ払拭できたんじゃないかなと思います.

SpotlightでAND/OR/NOT
検索機能Spotlightに複合検索機能がつきました.これがまさかメジャーバージョンアップするまでつかないとは思わなかったぜ(Tigerのアップデータでいつか対応すると思っていた).

Broadband Tuner
Tiger用にも出していたんですが自分は試さないままLeopardに移行してしまいました.これはTCPやインターフェースの設定をブロードバンド用のパラメータに自動調整するツール
アップグレード直前にTigerでRadish Networkというところのスピードテストで自分の回線を計測したところ,
下り:33.50Mbps,上り:31.97Mbps
だったんですが,Leopardで同テストを試したところ
下り:89.96Mbps,上り:64.42Mbps
まで上昇しました.もちろん同一時間帯で計測した訳ではないので様々な要因が絡んでくるとは思いますが,速度向上は劇的でBroadband Tunerの効果は十分あるのではないかと思っています.

残念な点
使い勝手が大幅にあがったものの,うーん,,,これは...という点もいくつか見受けられます.
SafariでRSSが見られなくなった
RDFを見ようとすると(PubSub error 203.)というエラーが表示されて,RSSを見ることができない...
一晩放置していたら直りました.

ファイル名が変更できない・・・
Macはファイル名をReturnキーで変更できるのですが.Returnをおしても反応がない.
これも放置していたら直りました.

CoverFlowモードでファイル名を変更すると...
CoverFlowモードでファイル名を変更時,文字カーソルを移動させるために左右の矢印キーを押すとカバーフローのファイルが流れていって,文字カーソルが移動しない.
また確定のためのReturnを押すとファイル名変更終了と判断されてしまう.つまりまだファイル名を確定後も書き足したいのに勝手に確定されてしまうので,確定の度にファイル名変更動作をやらなければならない.これは微妙すぎるw

共有のWindowsマシンアイコンはちょっと...
これどう見てもブルースクリーンです.ありがとうございました.ちなみに非Windowsマシン(とMacが認識できる場合)はCinemaDisplayアイコンになります.
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ていうかすさまじいネタ精神だな,アポー

試したい機能
Time Machine
さてLeopardの一番の目玉機能であるTime Machineに全く触れませんでした.なぜなら手元にTime Machine用の外付けHDDが無かったからです.また手に入ったらおいおいレビューしてみたいと思います.

RubyCocoa
対話型インターフェースで簡単にアプリケーションが作成できるRubyCocoaは試してみたいなーと思います.RubyCocoaの導入のせいでJavaCocoaはなくなったんだよなぁ...まあ,誰も使ってなかったけど

広域Bonjour
ヘルプで広域Bonjourって調査してもなにも出てきませんでした.ただ,共有設定のホスト名にダイナミック・グローバル・ホスト名ってのが存在するのでここが明らかに怪しい...
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そのうち調査して使ってみたいものです.

12/20 追記
よーく見てみたら確保できているメモリは3GBでした.Tigerでは確保できるメモリの最大量を表示していた部分が,物理メモリの最大値に変化していたんですね...すごい誤解をしていた...そして気づくの遅すぎw
結局4GBの恩恵に預かれたのは現行のiMacだけか...
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by cappuccino_mac | 2007-10-27 17:16 | 雑感 | Comments(5)
Commented by saka_hama at 2007-10-27 22:13
はじめまして。
私はまだネットワーク環境で試していないのですが、windowsアイコン、笑えますね。ペプシとコカコーラの争いみたいな。

Commented by VIVACE at 2007-10-27 22:21 x
はじめまして。詳しいレポート参考になりました!!
仕事で使えるのを確認してからLeopard導入という事になると思いますが、今後の書き込みも楽しみにしています。
Commented by bergkatze at 2007-10-27 23:16 x
はじめまして。
ブルースクリーン、バカウケです(爆)しかも、CRT !!
機能の充実も凄いですが、こういう所にもきっちり凝るところが、Apple らしいと思います。
以前 OS9 でセレクタ内のプリンタが異常になった時『正常でないプリンタに付けるアイコン』が出てきたのにはびっくりしました。
そういうアイコンが用意してあるという事に感心しましたよ(^^;)
Commented by Mac万歳 at 2007-10-27 23:23 x
早速、ユーザー目線でのレビュー、オンラインでの発注を待つ身としては一刻も早く(29日までに届くとのことですが)インストールしてみたくなりました。FinderがなんだかiPotTouchとどことなく雰囲気が似ているような気がしていますが、その辺りも確かめたいと思っています。詳しいレポートありがとうございました。
Commented by cappuccino_mac at 2007-10-28 00:23
>saka_hamaさん
コメントありがとうございます.最初見たときはびっくりしましたけど,だんだんこのアイコンに愛着がわいてきましたw こういうユーモアレベルのネタはアメリカ企業ならでは?かな

>VIVACEさん
つたないレポートですがお読みいただいて幸いです.自分はiAppsと趣味のUNIXアプリいじり程度なのでアップグレードインストールでほぼ問題なしでしたが,お仕事だと互換性も気になるところですよね.

>bergkatzeさん
残念な点は半分ネタだったんですがウケていただいて幸いですw
ちなみにWindowsマシン=ブルースクリーンじゃないんですよね...うちのもう一個のTigerマシンもブルースクリーンにされてしまいましたw

>Mac万歳さん
一日でも早く届くと良いですね.たくさんの機能がちゃんと使えるように設計されているので最初はいろんな部分に感心すること請け合いです.