ITmediaより
MicrosoftがRSAカンファレンスで管理者権限でのログインを極力排除する方針を発表しました.
この話題については以前からいわれていましたがVistaでは一般ユーザがデフォルトのユーザ権限として与えられ,アプリケーションのインストールやシステムファイルの変更時のみ権限を昇格させる仕組みを取り入れるそうです.
つまるところ窓でもやっとwheel権限のユーザがデフォルトになったという事ですね.以前Windowsユーザの人が私がMac上でアプリケーションをインストールするときにパスワードを入力していたのを見て手間がかかるね,といってきましたが,それはしょうがないのです.Mac OS Xでは管理者とはいえ一時的にルート権限を得るためにはパスワードを入力しないといけないのですから.これにより一定以上のセキュリティを確保できるわけです.
そして,Vistaからはそういう風になっちゃうわけです.ただMacほど徹底的なわけではなくてパスワードではなく,警告が出るだけという仕組みになっているようです.これでも人によっては十分「煩わしい」かもしれません.
しかし警告だけではマルウェア等のインストールの回避は不十分な気がします.こんなんでいいのかなぁ.