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Excite エキサイト : ITニュース
ソフトバンクがiPhone用のオプションとしてワンセグユニットを開発したようです。
ワンセグユニットは無線LAN(IEEE802.11b)を使って伝送し、価格は1万円程度となるようです。
また、次期ファームウェアで搭載予定とウワサされている絵文字を公式にiPhoneがサポートすることを発表し、ソフトバンク側からの強い働きかけがあったことをアピールしています。
iPhoneはソフトバンクの計画的には順調な売れ行きとされていますが、発売当初のお祭り騒ぎを思えばいまやかなり人気は下火となっています。ソフトバンク的にはテコ入れをしたいところだったのでしょうね。
iPhone自体は日本のケータイと違って、2年3年という長いスパンで世代交代する、ソフトウェアで進化するケータイなので、瞬間最大風速的な売り上げに頼ることはないと思います。
ただ、一定数までiPhone人口が増えない限り、iPhone OSのユーザの絶対数が少なく、デベロッパがソフトを出すプラットフォームとなり得ないわけで、ソフトウェア開発者のモチベーションが上げるためにはある程度のユーザの確保は必要でしょうね。
そのためには日本独自のケータイの文化にもある程度なじませないといけないというソフトバンクの意向もわかります。
ただ絵文字対応はともかくワンセグユニットをつけてまでiPhoneでワンセグを見ようって人がどれくらいいるんでしょうかねー。これでiPhoneが売れたら日本人ってのはよほどテレビ好きなんだなって違う意味で感心しそうです。